台湾アイアンマンコンテストのレポートが届きました

2008年08月11日 10:40  カテゴリ: SSH関連, 校外プログラム

亀田陽子先生よりレポートをいただきました。コンテストの内容は以下のとおり。
生徒の集合写真は保護者専用ページでごらんください。

7月20日(日)~26日(土)の日程で、学院生6名(3年青木奨平、久保田雄一、内藤達也、2年藤井智也、1年佐藤葵、山口帝名)と教員2名(半田亨、亀田陽子)で、台湾にて行われた2008 International Intelligent Ironman Creativity Contestに参加しました。
このコンテストは、3日間6人のチームで協力し合い、色々な材料を集め、創造性を働かせて最終課題に沿った一つの作品を仕上げるというものです。創造性と、材料を集める段階での知能や体力が勝負どころとなるコンテストです。本校のこのコンテストへの参加は4回目となりますが、今回参加した生徒は全て初参加でした。事前に、先輩から情報を集めたり、最終課題の検討をつけたりはしましたが、とにかく本番で勝負をかけるつもりで出発をしました。

7/20 11:45に成田空港で集合、16:45には桃園国際空港に到着。到着後すぐに、明道大学スタッフと共に、コンテストの会場となる彰化市の明道大学へバスで向かう。途中のサービスエリアで夕食をとり、皆初の台湾料理を味わい感動。それから1時間ほどで明道大学の寮に到着。大学の応用日本語学科の黄先生と生徒の世話役であるangelたち(明道大学学生)と簡単なミーティング。angelたちも大学で日本語を専攻しているとのこと。四人部屋の部屋では、寝袋をそれぞれ渡され早めに就寝。
▼会場の明道大学メインビルディング
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7/21 International Team参加者全員のOne day trip。日本の他に、Germany、Korea、Singaporeから各1チームずつ参加していた。各国でそれなりの選考を経て選ばれたチームが参加している。大型バスの中では、各国の生徒がお互いの自己紹介をして盛り上がる。嘉義市郊外の焼き物工房で、台湾の伝統陶芸の見学をした後、素焼の人形の絵付け体験。思った以上に時間がかかるが、皆かなりの力作。昼食はここでブッフェ。次に、お線香工場にて線香生地での工作体験。粘土のような線香生地を用いて、学院生は白鳥やブタ、もののけ姫の乙事主(おっことぬし)に至るまで、ここでも様々なCreativityを発揮。コンテストへの期待が更にかかる。夕方からは、明道大学内でコンテストの開会式。Team Waseda(本校のチーム名)は、「紺碧の空」を男子生徒4人が元気良く歌い、女子生徒2人が所属している応援部(チアパート)のperformanceを歌に合わせて披露した。最後の久保田の宙返り一発芸と共に、チームのperformanceは観客に大好評だった。

7/22 7:40~8:00講堂に集められ最終課題の説明。今回の最終課題は、未来の人類へのメッセージを3分間の映像にするというもので、箱やLogoブロックなども映像にうまく組み込む必要がある。8:00コンテスト開始。本日から約3日間、生徒とはしばしのお別れとなる。生徒はコンテストの間、携帯も没収され、外との連絡を全て断った状態で自分たちの力だけで勝負することとなる。生徒を送り出した後、International Teamの教員は9:00から日月潭へのOne day tripへ出発。途中、水里の街で名物芋アイス試食。素朴な味が口いっぱいに広がるアイスだった。その後、玄奘三蔵の仏舎利がある玄奘寺にて、台湾の寺院などについて詳細な説明を受ける。再びバスに乗り、有名な観光名所である日月潭を訪れた。付近の観光土産屋では、ほとんど英語が通じなかったが、半田先生の中国語力のおかげで、パッションフルーツやレモン愛玉(ゼリーのようなもの)などを購入。その後、富豪群渡假民宿という民宿のレストランでフルーツ料理のコースの昼食。大学へ戻った後、学院の教員のみで、タクシーで彰化市へ出向き、コンテスト終了後に生徒を連れて行く場所の下見をした。

7/23 再び教員は9:00集合。古い港町、鹿港へ。鹿港の旧・新天后宮や古市街を散策した後、昼食は名物貝料理のコース。午後は彰化市の八掛山大仏観光。鎌倉の大仏に大きさや形が似ており、彰化市内からもこの丘の上の大仏は良く見える。その後近くの牧場でアイスクリームや牛乳を試食。暑さで牛も参っているようであったが、アイスも牛乳もしっかり濃厚。大学に戻り、お弁当を食べた後、大会本部でコンテストの進行確認。

7/24 午前中は大会本部でコンテスト進行確認。インターネットで、生徒の獲得したVirtual Moneyや、それぞれのactivityでの奮闘状況を確認し、教員二人で精一杯の応援。午後になり、教員は台中市内観光へと出かける。明道大学付近とは違い、近代的なビルの多い台中では、デパートなどでショッピング。夕食は四川料理のhot pot。夜は、台湾名物の夜市にて台湾ナイトライフを満喫。

7/25 8:00にコンテスト終了。疲れて出てくる生徒を出迎えようと探していたが、気付いたら既に寮に戻っていた。慰労の言葉をかけ、全員でメインホールへ。メインホールにて全ての最終課題作品を参加者全員で鑑賞(10:00~13:00)。参加者が学食でブッフェを食べている間に審査結果がまとめられ、14:00~15:00には表彰式。まず、台湾から参加した約30のチームの中から入賞者が表彰され、次にInternational teamsの4チームに台湾の上位チームの4チームが加えられた8チームの中から、International部門として表彰が行われた。日本は入賞を逃したものの、一番難しいタスクが解けたのがTeam Wasedaだけであったことに対し、企業賞(相撲でいうと金星)が与えられた。
▼Team Wasedaの企業賞受賞光景
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15:00~お互いのチームで別れを惜しみつつ、記念写真。17:30~日本チームはタクシーで彰化市へ。22日の下見通りに、有名な猫鼠麺で夕食をとり、台湾独自のスィーツ店芋豆花で台湾スィーツを楽しむ。市内散策などもして、日本チーム全員で生の台湾を肌で体験。

7/26 8:30に明道大学を出発後、桃園空港から帰途につく。

Waseda-NJC Exchange Programmeレポートが届きました

2008年07月28日 20:42  カテゴリ: SSH関連, 校外プログラム

半田先生よりWaseda-NJC Exchange Programmeレポートが届きました。
集合写真は保護者専用ページでごらんください。

学院生10名(2年、朝比奈諒・細田幸佑・黒岩千尋・秋山名穂・宮本愛喜・岩川実央・内田映美・春田かすみ、3年、板野誠也・渡辺輝彦)、教員4名(半田亨、望月真帆、内野郁夫、マシュー・ジョージ)は7月13日~20日の日程で、学術交流姉妹校であるSingapore National Junior College(NJC)が本学院のために開講してくれたWaseda-NJC Exchange Programme(WNEP)へ参加しました。使用言語はすべて英語です。
この10名の生徒は応募した20名の中から提出した課題レポートの結果および先行研究の実績によって選抜されています。この参加は本学院が指定を受けた、2008年度文部科学省指定SSH重点枠計画「熱帯・温帯の菌類の比較研究」の1つであり、予算もここから支出されています。
以下は、そのための事前学習を含めたレポートです。なお、NJCとの今までの交流関係については、杜エクスプレスの2007年版「国際交流」「SSH」か、教員コラム「某男性教諭の、教師失格日記」の過去のエントリーをご覧ください。

5月26日(月)16:00~17:00 テレビ会議システムPolycomによる、NJCとの第1回テレビ会議で顔合わせ。WNEP参加者同士の顔合わせならびに今年の菌類研究方針の確認を行う。Polycomは画像も音声もきれいであり、特に英語によるテレビ会議システムではその効果を発揮する。しかし高価なため、これまでは同キャンパス内のGITSにある施設を借りていた。ことしから重点枠予算によって購入することになり、学院内で手軽に利用することが可能となった。この後日、練馬の高等学院とも双方の生徒会がこれを使ってテレビ会議を行っている。

7月7日(月)16:00~18:00 鹿沼東高校(前宇都宮高校)敦見先生によるバイオテクノロジーについての講義。WNEPでは双方の生徒がバイオテクノロジーに関する講義および実験を3日間受講することが事前に案内されており、そのテキストも送られてきていた。予習のために、かねてより宇都宮高校とのSSH交流で親交のあった敦見先生に講義をお願いした。

7月10日(木)16:00~18:00 宇都宮大学農学部教授大久保先生による熱帯雨林に関する講義。大久保先生はボルネオ島を中心とした熱帯雨林研究の第一人者であり、今回のこの重点枠申請に関しても多くのアドバイスをいただいている。WNEPではBukit Timah Hill自然保護区における菌類およびフタバガキ科樹木の観察が入っており、また8月2日からのボルネオ研修に向けての事前学習のためにお招きした。熱帯・温帯・寒帯という気候区分ができる理由から始まり、熱帯雨林の特徴、熱帯雨林の地球的役割と抱えている環境問題・それへの対応活動、熱帯の菌類研究の視点という内容であったが、珍しい種子や生産物を見ながらの講義は興味深いものであった。

7月13日(日)9:00成田空港集合、11:05成田→17:00シンガポール。NJC側の教員・バディ(学院生一人一人につくお世話役生徒)の出迎えで宿泊先のPrince George’s Park(PGP)へ。ここはNational University of Singapore(NUS)のドミトリーである。チェックインと諸注意を受けた後、ここのホーカーズ(フードコート)式レストランで夕食。簡単なミーティングの後、解散。
PGPを中庭から撮影(実際の規模はこのような建物が23棟建っている巨大施設)
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7月14日(月)7:00PGPからチャーターバスでNJCへ。ステージ上でアセンブリー(朝礼)参加。国旗掲揚・国歌斉唱・国家スローガンの朗読に学院生はカルチャーショックを受けた模様。その後、学校からの連絡事項、部活動紹介が行われていた。このアセンブリーは毎日行われている。「日本の交流校である早大本庄学院からお客様が来ている」という紹介を受け、板野による英語のスピーチ。その後、NJCのホーカーズ式学食で朝食。いろいろなものがお好み式で食べられることに生徒はびっくり。午前中、Sigma Laboで、NJCから選抜された生徒・学院生徒がシャッフルされ、5チームに分けられた後、バイオテクノロジーに関するレクチャー2つを受講。内容の難しさと英語の速さで、休憩になる度に日本側生徒からため息がもれる。昼食後、環境における酵母成長差に関する実験。NJC側生徒はマイクロピペットなどの実験器具に慣れており、学院生にいろいろ教えている。実験後、科学クイズ大会をして終了。夕方、シンガポール国立博物館見学、オーチャードのショッピングセンターで夕食・ショッピング。半田は生徒に食べさせたいと、ドリアン(しかも最高級品種)とマンゴスチンを購入。PGPへ帰った後、ミーティングで食べさせたら、マンゴスチンは全員おいしいと言うが、ドリアンは全員が一口食べただけでダメ。「せっかく高級品種を購入したのに」とかなりガッカリ。

7月15日(火)7:30PGP→NJC。到着したらアセンブリーを行っており、校門が閉鎖されている。遅刻したと思われる生徒たちも待っており、アセンブリー中は一切学校に入れない模様。終了したら遅刻した子たちは守衛に名前を記入させられていた。学院生が入るとアセンブリーを終えたNJCのバディが待ち受けていた。バディ達と朝食の後、午前中2つのレクチャー、前日の実験結果観察。午後、キムチ・ヤクルト・ヨーグルトの乳酸菌の染色と顕微鏡観察。実験後、科学クイズ大会。夕方、クラークキーでバンジージャンプチャレンジ。春田・宮本・半田は垂直バンジー、秋山・黒岩・岩川・内田・細田は横バンジーにチャレンジ。ビデオ映像の春田がみんなの笑いを誘う。徒歩でクラークキー→ボートキー→ラッフル像→フラトンホテル→マーライオン→エスプラネーダ(通称ドリアン)、ここで遅い夕食。朝比奈がアイス・カチャン事件を起こしみんな爆笑。

7月16日(水)ジョージが早朝に帰国。7:30PGP→NJC。講師から5テーマを与えられ、各チーム毎に1テーマを選び、それについてのプレゼンテーションファイルを作るという課題が与えられる。午前中、PPTファイル作り。様子を見てみると、NJCの生徒の情報スキルは極めて高く、Web検索やPPTへのテキストや画像のコピー&ペーストなどをよどみなく行っている。しかし、スライドを見やすくするための工夫や著作権・資料の質への配慮、デザイン感覚などいくつかの点で学院とは考え方が異なる印象を受けた。昼食後プレゼンテーション。英語で、ということもあり、残念ながら学院生のプレゼンは固く、機械的な棒読みであった。NJCの生徒はオーディエンスと掛け合いをしたり、ボディランゲージを使う余裕があり、総じてうまく、プレゼン教育がしっかりされているという印象を受けた。そんな中、Stem Cellsチームの宮本はホワイトボードを使いながら説明をし、朝比奈はなんとか台本を見ずにプレゼンを行った。私も採点に加わったが、結局この部分の加点が、このチームの1位につながった。終了後、生徒はそれぞれのホストファミリー宅へ。望月・内野がシンガポール到着、合流してNJC教員とともにチャイナタウンで夕食。

7月18日(木)午前:Bukit Timah Hills自然保護区で菌類・フタバガキ科樹木観察。生徒はホストファミリーと現地集合。NJCの生徒たちは指定された観察ポイントのキノコをメジャーや温度計を使い測定し、フォームに記入している。毎週土曜日に同じポイントで計測しているとのこと。自然保護区のため、通路以外は入ることができないのが残念。フタバガキ科高木が多く見られるが、樹冠(キャノピー)がせめぎ合うほど密生しているわけではない。板野と渡辺は持ってきた土壌成分調査キットで調査。昼食は近くの中華料理レストランで。午後、シンガポール微生物研究所BTI(Biotechnorogy Institute)とTiger Beer工場を見学。NJC到着後、生徒はホスト宅へ。教員はNJC教員とホーランド・タウンで夕食。
▼BTI見学
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7月19日(金)教員は8:00PGP→NJC。1時限目生徒は2人ずつに分かれNJCの授業参加。教員は情報教員Kieth氏の授業見学。その後、Sigma LaboでNJC生徒による今後の研究に関するプレゼンテーションを聞いた後、両校によるこの後の研究方向に関するディスカッション。結局、時間が足らず夕方PGPで再開することになる。バスでサイエンスパークへ。サイエンスパークはお台場にある科学未来館のような小~高校生向けの体験型科学学習施設である。ここのマグドナルドで昼食。入場後、特別展示「Water World」と全方位型映画館で水不足問題に関する映画を見た後自由見学。17:30PGP到着。18:00から午前のディスカッションの続き。これが白熱し、研究方向に関して深い議論となった。結局、PGPのレストランが21:30閉店のため、後はメールやPolycomで確認することとし21:00で打ち切った。この様子を望月は「英語のコミュニケーションがうまくいかなくても、引かずに、同時に相手を思いやりながら、双方のいい研究に向けて双方が考えをはっきり主張した素晴らしい議論でした。」と讃えている。板野と渡辺とはこの一連のプログラムでずっと一緒であるが、この1年半の間で本当に成長したと思う。夕食後、10:00から反省会。生徒一人一人にこのプログラムに対する意見や得たもの、自分にとってプラスになったものなど忌憚なく語ってもらう。「英語力のなさを痛感した」という意見は全員であるが、「実験の目的や総括がなく、中途半端という印象を受けた」「我々が(英語力がないため)理解できないにしろ、当初の計画のレクチャーは全部講義してほしかった。するとこのプログラムの全体が見えただろう。」などという意見も飛び交う。「さすが学院生は一味違う」と思うのはこういうときで、しっかり客観的な批判をする姿勢を持っている。このような意見がプログラムをもっと向上させていく。

7月20日(土)半田は早朝に帰国。これ以降は不在のため、スケジュールのみ。
午前:Sungei Buroh 湿原保護区で湿原生物の観察
午後:Vivo Cityで自由行動
夜:June先生宅でNJC生徒とBBQ Farewell Partyおよびお茶会

7月21日(日)5:45PGP→チャンギ国際空港8:10→成田空港16:30、解散

以上、簡単にこの間の様子を書きました。
この間、シンガポール内の移動交通費、宿泊費、食事代はすべてNJC側が負担してくれました。いかに姉妹校とはいえ、本庄学院だけのためにこのようなプログラムを実施してくれるだけでもNJCには本当に負担であり、こちらとしてはたいへんありがたいことですが、その上衣食住すべてにおいてカバーしてくれることは破格の待遇といえます。加えて、Workshop終了後も本当は当初の計画にはなかったバンジーやマーライオンなどのamusementを生徒のために加えてくれました。Cheng校長、計画当事者であるJune先生をはじめ、関わってくださったNJCの諸先生および生徒諸君に対し、参加生徒・教員を代表し心から御礼申し上げます。
また、今回の参加に際し、NJC側生徒に日本文化の一端を見せたいという生徒の意思を汲んで、快くお茶道具を提供くださいました裏千家茶道師範の武正先生にも心よりお礼申し上げます。
生徒の意見にあるように、前半のWorkshopやBukit Timah Hillにおける菌類観察は(恐らく日本側の英語理解力や進行、あるいは時間など)諸々の都合から中途半端に終わった印象があることも確かです。しかし、全体として見れば、両校の生徒にかける期待とNJCのhospitalityに包まれながらの、このタイトで濃密だった1週間は参加した両校の生徒に大きな成長を与えるものと確信しています。

参加生徒の中の5名(板野・渡辺・春田・黒岩・細田)+1名(1F加藤有香子)は8/2~6の日程で、今度はボルネオ島サラワクの熱帯雨林において菌類とフタバガキ科樹木の観察研究を実施します。この一連の流れは2008年SSH重点枠予算によるものですが、小笠原研修などと並ぶ本庄学院らしい、極めてダイナミックなフィールドワークです。
その後、NJC側とPolycomによるテレビ会議で研究のすり合わせをしながら10月末に立命館大学で行われるInternational Student Science Fair 2008で共同プレゼンテーションおよびポスターセッションを行います。どうか、保護者の皆様はこの一連の生徒の活動をご注目ください。

SSH特別講義「香りの秘密」レポートが届きました

2008年06月30日 20:54  カテゴリ: SSH関連, 校内プログラム

半田先生よりSSH特別講義「香りの秘密」レポートが届きました。

レポートと写真は以下のとおりです。

6月21日(土)14:00より物理科実験室において、SSH特別講義「香りの秘密」(協力:資生堂、講師シニアパヒューマー上田先生)が開催されました。
この講義は共学化が開始された昨年「女子が興味を持てるものを」と考え実施しましたが、実施後の反響が大きかったため今年は定員を増やして実施しました。参加者は1・2年女子25名+教員4名です。

講義は、PPTによる「香りを感じるメカニズム・香りの効用・大ヒット商品TSUBAKIの香りについて・香料の種類と嗅ぎ分け」→聴香試験→My香水作り実験、の順で進められました。ハイライトのMy香水作りでは上田先生の指導を受けながら、用意された多くの香料をブレンドしていました。
▼PPTによる上田先生の講義
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予定時間を大幅に過ぎてもブレンドに取り組む生徒も多く、またお土産にアドマイザに詰めたMy香水に加えて洗顔フォームもいただき、昨年同様楽しく密度の高い講義となりました。
▼My香水作成実験光景
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台日科学教育交流シンポジウムのレポートが届きました

2008年06月08日 07:23  カテゴリ: SSH関連, 学院レポート

半田先生より
台湾高瞻計画(HSP)・日本スーパーサイエンス計画(SSH)台日科学教育交流シンポジウムレポートが届きました。

5/30(金)~6/4(水)の日程で台湾高瞻計画(HSP)・日本スーパーサイエンス計画(SSH)台日科学教育交流シンポジウム(中華民国行政院国家科学委員会・日本独立行政法人科学技術振興機構主催、台湾のHSP指定8校、日本のSSH指定8校が参加)に尾崎学院長・半田が参加しました。
そのレポートをします。

▼シンポジウム会場 台湾師範大学校門前にて学院長と
シンポジウム会場 台湾師範大学校門前にて学院長と

5/30(金)13:45成田発16:20台北着。ホテルで台湾主催者側役員・日本側文部科学省・JST役員、顔合わせ。台湾側主催者と日本からの参加者で小籠包で有名な鼎泰豊で夕食。

5/31(土)9:00より台湾師範大学でシンポジウム開始。開会式の後、日本のSSH計画・台湾の高瞻計画についての基調講演。台湾側プレゼンテーションの最後に「台湾と日本の高校における科学教育交流は台中一中と早大本庄との例」が紹介され、うれしく思った。ティーブレイクの後、尾崎学院長による早大本庄、蔡校長による台中第一中学の実例報告。11:40~12:30マスコミによる記者会見。質問の半分が台中一中と早大本庄との交流についてであった。
昼食後、都立戸山高校と台北市立第一女子高級中学、立命館守山高校と台南第一高級中学、奈良女子大付属高と高雄女子高級中学の実例報告がなされ、1日目が終了した。
夜、台湾主催者側招待による夕食会。

▼尾崎学院長による早大本庄におけるSSHプログラムのプレゼンテーション
尾崎学院長による早大本庄におけるSSHプログラムのプレゼンテーション

6/1(日)9:00より、沖縄県立開邦高校と台北市立内湖高級工業職業学校、静岡北高と台北市立中山女子高級中学、早大学院と台北市立麗山高級中学、昼食後立命館中高と国立鳳新高級中学の実例報告がなされ、その後総括討議・閉会式を行い、2日間のシンポジウムを閉じた。
夜、日本主催者側招待による夕食会。

6/2(月)学院長は、6/3(火)修学旅行で来日している交流校、安養外国語学院への早大内での表敬訪問、6/4(水)から本庄学院を修学旅行で訪問する台中一中受け入れの準備のため、帰国。
半田は新幹線で台中へ移動し、高瞻指定校である私立明道中学の視察。
視察後、高雄へ新幹線で移動。夜、市内観光。

▼私立明道中学
私立明道中学

6/3(火)高雄女子高級中学の視察。高雄女子中招待による昼食会。午後、国立科学工芸博物館見学。夜、郊外のマグロ漁で有名な東港のレストランでお別れ晩さん会。この会の挨拶でも、台湾側主催者から早大本庄と台中一中・鳳新中学との学術交流の紹介があり、うれしく思った。

▼高雄女子高級中学
高雄女子高級中学

6/4(水)8:50高雄発、13:00成田着
台中一中との交流に間に合わせるため、急いで成田エクスプレス、MAXたにがわを乗り継ぐ。16:00前に本庄早稲田に到着でき、研究発表・お茶会の様子を見ることができた。研究発表は、学院生の参加が少なく、また質疑がほとんどなかったため、ちょっと盛り上がりに欠いたかも。来年度は、活性化させる仕掛け作りが求められる。
台湾側最後のCDディスクにおける溝の反射の研究はかなりユニークで面白い。お茶会は武正先生・宥勝寺のご協力もあり、和気あいあいとしていい感じであった。台中一中は翌日午後体育祭に「台湾チーム」として参加予定であったが、生憎午後から雨のため体育祭が中止となり、急遽、ESS・SSクラブ・政治経済部との交流となった。閉会式はこじんまりとしたものではあったが、形式的ではない、いかにも早大本庄的な交流の締めくくりで、ほんわりとしたいい会であったと思う。

この1週間、台湾は上空に梅雨前線が停滞し、毎日強い雨でした。テレビニュースでは連日のように各地での冠水や浸水の報道がされていました。また、6/2未明には台北近くを震源とするM6の地震があり、驚かされました。スケジュールがタイトでしかも天候が悪く、街中を歩く機会を持てなかっため、連日結構疲れました。それでも、台日各校間で交流の相談がはじまったり、密な教員間のネットワークができたりと、参加各校には大きな収穫があったことと思います。でも、私にとって一番の収穫は、台湾側が本庄学院と台中一中・鳳新中学との交流を評価・期待してくれていることを知ることができたことでした。このことはまた、形式的な交流ではなく、より一層深い次元が期待されているということでもあります。改めて身を引き締めなくてはなりません。

台湾国立台中第一高級中学来訪

2008年06月07日 22:19  カテゴリ: 交流関連

6月4日(水)台湾より国立台中第一高級中学(以下台中一中)の先生4名とSSHクラスの生徒さん74名が国際交流の一環として本年も学院を訪問されました。大教室の歓迎式では、尾崎学院長から学問と文化の交流に又、明日は体育祭を楽しんで下さいとのお言葉をいただきました。又、台中一中の教頭先生からは、とても流暢な日本語での挨拶をいただきました。学院生代表の内藤君、台中一中の代表生徒さんともに英語での素晴らしいスピーチでした。
続いて学術交流協定の調印式が行なわれました。その後74名の生徒さんは、6つのグループに分かれて理数系の授業(もちろん英語で)に参加しました。昼食後には、科学生物分野(大久保山近辺の水質調査)と物理分野(ICチップのハンダ付け)の2つのグループに分かれ理科実験交流が行なわれました。

放課後は、宥勝寺で日本文化の茶道を体験しました。甘い和菓子にほろ苦い抹茶は台中一中の生徒さんにも大変喜ばれました。短い時間ではありましたが、両校の生徒は共に良い体験ができ、とても有意義な交流会となりました。
本年度から学院の修学旅行先に台湾コースが加わり、今まで以上に交流が深まって行くことでしょう。

▼大教室での歓迎式典、実験実習、研究発表の様子

▼宥勝寺でのお茶会の様子

 
 

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