NJC-Waseda Exchange Programme報告が届きました

2008年11月09日 14:13  カテゴリ: SSH関連, 交流関連

半田先生より、NJC-Waseda Exchange Programme報告(International Student Science Fair 2008 @ Rits報告含む)が届きました。
先生からのレポートと写真は以下のとおりです。(本学院の生徒の写真は保護者専用ページです)

10/26~11/5の日程で、本庄学院の学術交流協定校であるSingapore National Junior College(以下NJCと略)が日本を訪れ、前半は立命館大学琵琶湖草津キャンパス(以下BKCと略)で開催された4th International Student Science Fair 2008(以下ISSFと略)に参加、後半は本庄と都内に滞在し、NJC-Waseda Exchange Programmeを行いました。以下、この間の様子をレポートします。

1.ISSFレポート
ISSFは、高校生に対する高度な科学教育の取り組みをしている世界各国の高校生が集い、研究成果を発表したり、課題に取り組んだり、文化交流を行う、世界的な高校生模擬国際科学学会です。オフィシャルランゲージは英語です。

▼ISSF2008ポスター
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今回は17カ国40校約400名の生徒が参加しています。本庄学院からは1F田村百合絵・2A朝比奈諒(以上「オガサワラグワ調査報告」)、2A黒岩千尋・2H春田かすみ(以上「ボルネオ研修レポート」)、2A戸谷章人(以上「超伝導におけるピン止め現象を利用した”車軸のない車”研究」)、2A細田幸佑(以上「鉄バクテリアを利用したインジウムの採取」研究)、3A渡辺祐人・3F北島優人(以上「粘菌の生態」研究)、3F板野誠也・渡辺輝彦(以上、NJCとの共同研究「熱帯温帯の菌類の比較」研究)、引率半田(10/26~28、29~30)、影森(10/28~31)、宮川(10/30~31)、望月(10/27~28)です。0回目オーストラリア・アデレード、1回目タイ・バンコク、2回目韓国・釜山、3回目インド・モンテッソーリ、そして今回の京都です。本庄学院は3回目のインドを除いて参加しています。その詳細は杜エクに報告していますので、興味のある方は探してみてください。
10/26(日)午後東京駅集合→(のぞみ)→京都駅、ここで夕食を含めた自由行動を90分、その後、京都→(JR)→南草津→(タクシー)→BKC。チェックイン

10/27(月)8:00朝食
10:30~12:00 開会式会場へ行く途中で、NJC一行と出会う。この7月に訪問して1週間一緒に生活した仲なのですでに和気あいあい。開会式、立命館高女子生徒による剣舞から始まり、校長の田中先生、生徒実行委員長の田中君、文部科学省から泉氏の挨拶と続き、謡曲の演奏、書のパフォーマンスで締めくくられた。その後、立命館大学長川口先生による基調講演が行われた。

▼開会式の様子
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14:30~16:00 Science Zone。これは、各々興味のある分野のzoneに分かれ、他国の生徒とコラボレーションをして、先生からの講義のあと、課題に取り組むという試み。Chemical Zone(化合物の分離と同定のための方法), Costruction Zone(スパゲティと接着剤を用いて堅牢な構造を作る), Design Zone(段ボールだけを利用して災害避難所で使える個人空間を作る), Energy Zone(ソーラーパネルとモーターを利用してボートを作り、スピード競争を行う), Heart Zone(コンピュータ上で心臓筋肉細胞の動きをシミュレーションする), Image Zone(映像作りの基礎スキルを利用した「未来から現代へのメッセージ」映像創作), IT Zone(相互作用型インターフェースの設計), Scanning Zone(MRIソフトウェアを用いた立体医療映像の完成)が設けられた。半田はImage Zoneを担当。
18:00~20:00 大学食堂にてDinner Party。その後、半田・望月はGuamのSt.John’s School教員と今後の交流について相談。NJCとの共同研究発表を行う渡辺・板野はNJCとともにシャトルバスでNJC宿泊ホテルへ移動。今年は、NJCと同じ宿舎でないことが不便。夜、戸谷・細田に対し”恒例”のプレゼンテーション指導。

▼“恒例”の真夜中のプレゼン指導
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その後、半田・望月・田村はタクシーで40分かけてNJC宿泊ホテルへ移動。生徒の1室でNJCと本庄側のプレゼンテーションファイル合わせ。終了後、またタクシーで戻る。

10/28(火)8:00朝食、半田はこの日の夕方どうしても休めない、大学での講義があるため、一旦東京へ。プレゼンテーションが見られないのが残念(従って、掲載写真にはこの場面がありません)。
9:30~11:40 研究成果のプレゼンテーションI(戸谷のプレゼンテーション)
13:30~14:45 研究成果のプレゼンテーションII(細田のプレゼンテーション)
15:00~16:00 Science World & Laboratory Tour
16:30~18:30 Science Zone(続き)

10/29(水) 8:00 朝食
9:30~13:00 研究成果のプレゼンテーションIII(NJCと早大本庄の共同研究のプレゼンテーション)
14:30~16:30 Science Zone(続き)
17:00~18:30 Science Zone Presentation、サイエンスゾーンの作品・成果発表。

▼半田先生のScience Zone “How images appeal to us”のプレゼンテーション風景

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ちなみに、半田担当のゾーンの課題は「未来人から現代人へ送るメッセージ」映像の制作であったが、「環境破壊」や「自然保護」「戦争」をやめろ、という内容がほとんどであった。これは予想されたこととはいえ、若者らしい切り口の斬新な作品が少なかったことはちょっと残念であった。そんな中で、「現代人の努力があったからこそ、未来人が幸福に暮らせる。現代人はもっと自分たちのしていることにプライドを持て。」という趣旨のメッセージを訴えたチームがあり、私の目を引いた。

10/30(木)半田は5・6時限目の授業が課題提出締め切りで休めないため、ここで帰る。
7:00~コース毎に工場・研究所見学へ出発。朝食はバス内で。コースは「童夢(F1レーシングカーのメーカー)」「月桂冠酒造」「GS Yuasa」「京セラ」「NEC」「日清」「パナソニック」「三洋電機」である。
14:00~19:30 清水寺→自由行動

10/31(金)7:00 朝食
8:15 バスでキャンパス移動、BKC→立命館中高(深草)
10:00~13:00 ポスターセッション
14:00~15:30 文化交流(書道・茶道・華道体験等)
15:30~17:00 閉会式、NJCと京都駅へ移動→(のぞみ)→東京、解散。NJCは東京→(たにがわ)→本庄早稲田21:43、NJCを本庄早稲田駅で出迎え、ホテルチェックイン。NJC側メンバーは女子生徒9名に昨年もいらしているMs June Fong、Mr Lye Yumin先生。

同じ2002年度指定SSH校である立命館高校主催のRits International Science Fairへは毎年参加していましたが、今年度は例年以上に大きなイベントでした。参加生徒はBKC内にある宿舎ではおさまりきれず、市内のホテルへの分泊をよぎなくされました。このため、NJCとの打ち合わせはタクシーで40分かけて移動しなくてはならず、大変でした。
しかし、主催校である立命館高校の準備や態勢には本当に頭が下がりました。特に開会式の、生徒が作成したというFlashの映像や生徒による剣舞・パフォーマンスは素晴らしく、開会式がよくしまっていました。同時に、参加各校生徒の能力や先生方の情熱にも頭が下がりました。

2.NJC-Waseda Exchange Programmeレポート
こちらもオフィシャルランゲージは英語です。
11/1(土)NJC、稲稜祭参加。
15:45 NJC、本庄学院生徒有志、本庄文化会館へ
16:30~18:30 早稲田能鑑賞、終了後ホスト宅へ。教員は市内レストランでささやかなWelcome Party

11/2(日)9:00 NJC、本庄学院生徒有志、バスでショートトリップ。
9:30~12:00 川の博物館(キノコの特別展)
12:30~13:30 長瀞(石畳と甌穴観察)
14:00~15:00 ヤマキ醸造見学(醸造過程見学と豆腐作り体験)→15:30 本庄学院、稲稜祭閉会式・夜祭参加。ホスト宅へ。教員は半田宅できりたんぽパーティ(運良く本庄のお祭りだったので、ちょっと散歩しましたが、山車と露店を見て興味深そうでした)。

11/3(月)
10:00~13:00 電気情報生命工学科岩崎准教授による講義 ”How are Patterns Generated in Life? -Design and Art related to Biology-”。参加者3D小島、3F板野・安永・渡辺、2A朝比奈・黒岩・細田、2D岩川、2E秋山・内田、2F宮本、2H春田、1E保延、1F加藤・田村。生物時計の話が結構興味深く面白い。また、最後に岩崎先生が生物の増殖や模様のパターンを利用してデザインした絵葉書をプレゼントとしていただいた。
14:00~15:00 大久保山の菌類調査(午後から2A金子、2H小澤が合流)
15:00~17:00 NJCと今後の共同研究に関するミーティング、一部両校生徒近くのスーパーへ買出し
17:00~19:30 日本・シンガポール交歓調理夕食会(GITSのシンガポールからの留学生も参加)
19:30 本庄学院発→(バス)→代々木青少年オリンピック研修センター、チェックイン(本庄側参加者、黒岩・細田・岩川・内田・春田)

11/4(火)6:55 Yumin先生と2名の生徒が帰国。オリンピックセンター正門前で案内を上田にバトンタッチ。
8:00 朝食
9:30 早大先端生命医科学センター着。ここは研究提携校となった東京女子医大との共同研究用センターである。ここで、宿泊生徒に板野・渡辺・朝比奈・田村が合流。
9:30~11:00 電気情報生命工学科柴田教授・岡野准教授による、この研究センターの説明とセミナー。柴田先生は生体リズムと食事や薬の効果的な摂取方法の関連、岡野先生は生物が外界の刺激を受け取るメカニズムを光センサーを例として話されたがどちらもわかりやすい講義であった。

▼早大先端生命医科学センターでの柴田先生の講義
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11:00~13:00 研究室・施設案内。当初は12:00までの予定であったが、各研究室の先生も熱心であり、大幅に予定時間をオーバーしてしまった。しかし、非常に興味深い見学であった。

▼早大先端生命医科学センター実験室見学
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13:00~18:00 NJC生徒・本庄学院生徒で自由行動。
18:00~20:00 大学教職員レストラン「西北の風」でFarewell Party。半田は大学での講義を終えた19:30に急いで合流。合流したら「××3杯」の儀式もなく、いきなり挨拶を求められる。その後、生徒・教員一人一人の挨拶。本庄学院の生徒の挨拶はちょっとぎこちなかったかな?でも、渡辺と春田の挨拶は良かったです。レストランで記念撮影後、大隈講堂のライトアップがきれいなので、ここでも記念撮影。大隈会館の中に大きなワセダベアのぬいぐるみがあるのをNJCの生徒が発見し、中に入ってさらに記念撮影。大隈会館裏の始発バス停から市バスで新宿西口まで。ここで本庄学院の生徒と望月はお別れなので、名残を惜しむ。

11/5(水)今日は半田がNJCの付き添い。
8:30 朝食
9:30 チェックアウト。荷物が多く徒歩の移動が大変。なんとか小田急線に乗り、新宿へ。さらに山手線に乗り換え上野へ。上野でコインロッカーに荷物を預ける。
11:00 とりあえずスカイライナーのチケットを購入。その後、浅草へ。NJCの諸君は、雷門の大提灯や仲見世の小さな店を興味深く見ている。自由行動にした方がうれしいかな?と思い、12:30まで自由行動に。仲見世は本当に混み合っていた。
12:30 浅草寺拝観。せっかく浅草に来たので、何か浅草らしいものを食べさせたいなと思い、最初今半ですき焼きランチを提案したが、牛肉のだめな生徒がいて×。希望を聞いたら、仲見世でいろいろ食べてあまりお腹が空いていない、というので梅園で日本スィーツにした。あんみつにしたところ、大部分の生徒が寒天を残している。どうも、寒天は海外の人の口に合いにくいみたい。そういえば、欧米の人は餡子が苦手、という話も耳にしたことがある。仲見世でもう少し買い物をしたい、という希望があり、さらに30分自由行動。当初、午後国立科学博物館で開催されている菌類の展示を見る予定だったが、この時点で断念。でも、ゆっくり楽しんでもらった方がよかったと思う。この後、隅田川でアサヒビールビルを背景に記念撮影。

▼NJC諸君の記念撮影
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15:20 スカイライナーで成田へ。車中、June先生は一生懸命、私に今後の研究の話をしてくれる。本当に熱心な先生である。
16:30 成田空港でチェックイン。この時点で搭乗するフライトの出発が2時間遅れることが分かり、NJCの諸君はちょっとがっかり。ここで半田は別れを惜しみ、NJCの皆さんと握手。

本年7月にシンガポールで行われたWaseda-NJC Exchange Programmeについては既にこの杜エクで紹介していますので、興味のある方はご覧ください。今年は、そのプログラムのお返し・本庄学院バージョンとして実施されたものです。NJCの生徒たちは既に京都で1週間過ごしていますので、さすがに7月と同じ1週間の期間は設けられませんでした。それでも、ホストファミリーのご協力、関連生徒・教員の準備、訪問先のご協力があり、コンパクトながらいいプログラムになったのではないかと思っております。そして、NJCとの関係がまた1つ深まったことを実感できた期間でもありました。
末筆になりますが、ご協力いただいたホストファミリーの皆様、講師をご快諾いただいた岩崎先生・柴田先生・岡野先生、ご無理を聞いていただいたヤマキ醸造、引退してなおご尽力くださった尾崎前学院長にこの場を借りて心からお礼申し上げます。

台湾国立台中第一高級中学来訪

2008年06月07日 22:19  カテゴリ: 交流関連

6月4日(水)台湾より国立台中第一高級中学(以下台中一中)の先生4名とSSHクラスの生徒さん74名が国際交流の一環として本年も学院を訪問されました。大教室の歓迎式では、尾崎学院長から学問と文化の交流に又、明日は体育祭を楽しんで下さいとのお言葉をいただきました。又、台中一中の教頭先生からは、とても流暢な日本語での挨拶をいただきました。学院生代表の内藤君、台中一中の代表生徒さんともに英語での素晴らしいスピーチでした。
続いて学術交流協定の調印式が行なわれました。その後74名の生徒さんは、6つのグループに分かれて理数系の授業(もちろん英語で)に参加しました。昼食後には、科学生物分野(大久保山近辺の水質調査)と物理分野(ICチップのハンダ付け)の2つのグループに分かれ理科実験交流が行なわれました。

放課後は、宥勝寺で日本文化の茶道を体験しました。甘い和菓子にほろ苦い抹茶は台中一中の生徒さんにも大変喜ばれました。短い時間ではありましたが、両校の生徒は共に良い体験ができ、とても有意義な交流会となりました。
本年度から学院の修学旅行先に台湾コースが加わり、今まで以上に交流が深まって行くことでしょう。

▼大教室での歓迎式典、実験実習、研究発表の様子

▼宥勝寺でのお茶会の様子

 
 

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